【解説】水晶・石英・クォーツとは?あの石もこの石も水晶の仲間

【解説】水晶・石英・クォーツとは?あの石もこの石も水晶の仲間

天然石といえばコレ!というスター性を持つのが水晶ことクリスタルクォーツ。よく知られたあの天然石もこの天然石も実は水晶の仲間です。

その中でも最も王道シンプル天然石であり無色透明の水晶はTPOや季節を問わず身につけやすいです。どのような色のメイクや髪型、服、鞄、靴に合わせても失敗が少ない透明感ばつぐんのクォーツを使いこなしましょう。

この記事を読めば、あなたが今まで気付かなかったクォーツジュエリーの魅力が分かります。

カジュアルな服装に合わせるのに、手頃なクォーツのジュエリーがおすすめです。

目次

水晶とは

クォーツは、まるで大気をぎゅっと固めたかのような清廉な石です。

水晶・石英(クォーツ)とは、ケイ素と酸素からできた二酸化ケイ素の結晶性の鉱物で、広くは石英と呼ばれ、特に無色透明のものを水晶と呼びます。地球の表層を構成する物質は酸素が最も多く、ついでケイ素になります。地球の表層の物質の構成物から見ると水晶が非常に産出量が豊富な天然石とされているのが分かります。

つまり水晶は私たちにとって一番身近に生まれる天然石ということです。石英やクォーツと呼ばれるもののなかで特に透明度が高いものが水晶やクリスタルと呼ばれます。

水晶の意味

無色透明の水晶は氷のように見えます。実際にクリスタルはギリシャ語のクリスタロス「凍らせる」が語源となり、古フランス語の「クリスタルアイス」から古英語の「クリアーアイス」と変遷しました。

日本語の「水晶」という名前も水が入り、水が固まったものとされるギリシャ語の氷と非常に近いです。

水晶は同じ物質から派生した仲間の天然石が多くあります。その中でも無色透明の水晶は中心的な石と考えられます。他の天然石の浄化として水晶を用いることもあるほどです。

水晶は古から「透明で清らかなもの」という比喩として使われてました。

水晶のバリエーション

有名な天然石は実はみんな水晶の仲間です。

アメジスト

紫色の水晶のことです。王族や宗教儀式の場でも深く濃い紫色で色のついたクォーツは一番人気です。原石に近い状態で楽しむラフロックジュエリーとしても楽しまれています。

あわせて読みたい
アメジストとは?高貴な紫の宝石の魅力を解説 アメジストって宝石なの?アメジストってパワーストーンなの?と疑問に思うことはありませんか? アメジストが宝石としてどのように使われているか解説します! 高貴な...

アベンチュリン

クォーツの変成岩である珪岩の一種で、水晶やカルセドニーの仲間として分類されます。雲母やゲーサイト、ヘマタイトを含むものです。このインクルージョンのおかげできらきら光ります。

カルセドニー

非常に細かい石英が集まってできた微結晶の鉱物をカルセドニーといいます。和名を玉髄(ぎょくずい)といい、とりわけ美しいものが宝石として使われます。物質的には水晶と同じものなので、二酸化ケイ素で構成されています。

シトリン

黄色から茶褐色までの水晶をシトリンといいます。黄金色から「富と繁栄の石」として人気があります。

あわせて読みたい
シトリンとは?黄金の天然石を丁寧にわかりやすく解説 黄金のような美しい色を有するシトリンは、耐久性と手頃なお値段の石として人気があります。その色合いから金運アップが叶う石と信じられています。柑橘類のようでもあ...

ミルキークォーツ

半透明から不透明のクォーツをミルキークォーツといいます。見た目のままのニックネームです。

モリオン

黒色不透明のクォーツのモリオン、和名ではそのまま「黒水晶」といいます。光を美しく通す水晶と真逆の真っ黒な石もクォーツの仲間です。

プラシオライト

ライトグリーンの水晶のことをプラシオライトといいます。アメジストを加熱して作られることからグリーンアメジストというニックネームもあります。

ローズクォーツ

やわらかなピンク色が美しい、天然石の代表格のといえばローズクォーツです。名前にクォーツとついていることから明らかに水晶の仲間です。

あわせて読みたい
【解説】ローズクォーツとは?天然石の意味と性質を解説。恋愛のお守りにもおすすめの半貴石 薄紅色のクォーツは「愛」の象徴として親しまれています。水晶(クォーツ)の変種で、マンガン、鉄、クロムが含有されることでピンク色を持ちます。ローズクォーツは通...

ルチルクォーツ

黄金色の針状のインクルージョンがある水晶をルチルクォーツといいます。黄金の内包物ということで金運アップを狙う方に人気の石です。

スモーキークォーツ

ブラウン〜黒色の水晶をスモーキークォーツと呼びます。

私たちにとって最も身近な物質、水晶

水晶は地球上に遍くある天然石で、二酸化ケイ素の結晶には非常に硬度があるので様々な産業にも使われています。先端技術産業とも呼ばれるハイテク産業でもよく見られます。鉱物の硬さの尺度を示す1〜10まであるモース硬度では7であり、比較的硬い物質です。

水晶は本当にどこにでもある物質なので、砂にも含まれています。プラスチックや金属製品は水晶の入った砂で傷付くので、一般に宝飾品としてモース硬度で水晶より硬いものが選ばれます。砂は岩石の風化によって起こるものなので、地球上の鉱物としてありふれた水晶の元、石英がたいてい含まれます。

余談ですが、水晶の硬さとそれが砂に含まれている事実を知ると、砂埃が目に入った場合には、目を擦ってはいけないとお分かりになると思います。万が一砂漠で砂が目に入った際には、貴重な水をドバドバ使用して対処しましょう。

ガラスの素材としてのクォーツ

石英(クォーツ)は古くは玻璃とよばれ珍重されました。現在では「玻璃の王」と名乗るガラス製品の有名ブランドがありますね。

ガラスの原料は珪砂(ケイシャ)とソーダ灰と石灰石を約1500度の高温で混ぜ合わせ伸ばしたものです。珪砂とは皆さんが子供のころ遊んだ砂場にある、キラキラした透明の砂です。珪砂の英語名はクォーツサンド(Quartzsand)と石英の砂とそのままです。

純度の高い珪砂や珪石で作られる石英ガラスは、耐熱性や耐食性に優れているので工業製品に使われます。理科実験室にあるフラスコにビーカー、光ファイバーの素材になります。

クォーツ時計

クォーツといえば見逃してはならないのは時計の中のクォーツです。クォーツに電圧を掛けると規則的に振動します。正確に振動を刻む性質こそ時計に重宝されています。この仕組みを利用した時計が現在一般にクォーツ時計として使われています。

クォーツの電圧効果を発見したのはジャック・キュリーとピエール・キュリーです。ピエールの妻がマリ・キュリーです。クォーツにまつわる小話は理科の時間に学ぶようなことがたっぷり詰まっています。

りお
この記事を書いた人
マーケティングのお仕事をしているアラサーOLです。

どうせ買うならワンランク上のものを買って長く楽しむタイプです。
よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!
目次