不思議な癒しをもたらす ラピスラズリの意味と特性、効果

曇りのない夜空のような色合いが目を惹く、不思議な石ラピスラズリの特徴を見てみましょう。キラキラと光を放つ他の宝石と比べ、静謐なラピスラズリは見ているだけで心を落ち着かせてくれます。

ラピスラズリはお守りとしても人気です。名前の由来がラテン語とペルシャ語でエキゾチックで神秘的です。

目次

ラピスラズリの意味

ラピスラズリは「青い石」を意味し、時に「ラピス」と省略されて呼ばれることもあります。和名で「瑠璃(るり)」と呼ばれます。

ラピスラズリ 名前の由来

ラピスラズリのラピスはラテン語の「石(ストーン)」、ラズリはペルシャ語で「青」や「天空」を意味する「lazhward(ラズワルド)」に由来します。紀元前から存在する石ですが、貴重で入手困難なものであったこともあり宝石として珍重されました。

ラピスラズリは単純に濃い青色しているだけではなく、ラズライトを主成分とした鉱石で青色の濃淡にグラデーションがあるのが魅力です。さらにラピスラズリには模様があり、白い筋はカルサイトで金色はパイライトによるもので、青い石に混ざり合っても美しいのが神秘的です。

ラピスラズリ 歴史的文化

古代エジプトではラピスラズリの濃い青色が珍重され顔料として長く使用されました。芸術品に用いられたといえば、天才画家のミケランジェロがシスティーナ礼拝堂フレスコ画の青色塗料として使われたと言われます。

装飾品や着色の顔料としても使われましたが、昔から心を落ち着かせ癒しの力を持つ石として人々の間で人気でした。現代でもヒーリングストーンとして人気です。米国、チリ、アフガニスタン、イタリアで算出されます。

ラピスラズリの特性

ラピスラズリは不透明ですが、磨くことによって光沢が出て石自体が輝きます。特徴的な青色はラズライト、白い線はカルサイト、金色の線はパイライトによるもので、さらに微量の鉱物が混ざり合って不思議な色合いが生まれます。

モース硬度は5から5.5とされ、宝石の中では強度は弱い方です。宝飾目的だとカボションやビーズに加工されることがほとんどです。

宝石としてはもろいため、ラピスラズリは指輪やブレスレットとして使われることが少ないです。日常生活での着用での耐久性には劣るところはあります。

ラピスラズリ お守りや鎮静効果

ラピスラズリは所有することで、持ち主を外敵からやネガティブな出来事から守ると言われています。また鎮静やリラックスの効果があると言われ、持っていると心も身体も落ち着かせてくれます。こっくりと深い神秘的な青色の石はときに社会生活で自信を保ち、人生を切り開くサポートまでしてくれるともいいます。

ラピスラズリの使い方

ラピスラズリは半貴石アクセサリーとしても、ラフストーンのまま持ち歩くのもおすすめです。

おすすめの使い方

着用する場合

ラピスラズリは宝石の中では脆弱な石なので、アクセサリーだとネックレスやチョーカー、もしくはブローチがおすすめです。指輪やブレスレットだと着用中に他のものと擦れたりぶつかったりすることが避けられません。ネックレスやチョーカーとして首に着けるのがおすすめされるのは、首は身体の中心で石のパワーの恩恵を受けるのに最適な場所とされているからです。

実用的な意味と、石のパワーの言い伝えの両面からネックレスがおすすめされますが、ピアスやイヤリングで耳元を彩っても素敵です。

お守りとして持ち歩く場合

ラピスラズリをアクセサリーとして身に付けないで、石をお守り(タリスマン)として持ち歩くのもおすすめです。ポケットに入れたり、ポーチやお財布に入れて持ち歩く方もいます。ラピスラズリは自分自身を振り返させ、ネガティブな考えから身を守ってくれるので、持ち歩いて気を落ち着かせたい時に眺めると良いです。

深い青色が特徴的なラピスラズリは、サファイアと同じように持ち主の冷静さを保ち英知をたたえる石です。また幸運や金運を招くといって重宝する人もいる石です。

りお
この記事を書いた人
マーケティングのお仕事をしているアラサーOLです。

どうせ買うならワンランク上のものを買って長く楽しむタイプです。
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