変化していないようで実は変化しているアクセサリーのブーム。時代遅れにならないよう 2020年の流行との比較、トレンドの周期をチェック!
サマリー
アクセサリーのデザインの移り変わりを知るために、世界的なトレンドを1年ずつ振り返ってみました。2010年以降服装としてシンプルなものが中心になり、アクセサリーもシンプルなデザインに映えるような着け方がされています。いや、むしろシンプルな服が流行っているからこそ、アクセサリーが映えるのかもしれません。アクセサリーは2年単位で流行りが回るようです。絶対的なブームになる数年〜1年前から、愛好家たちの間で密かに流行ります。
2019年
シンプルな服装に映え、1つで存在感があるアクセサリーがブームの年。
バロックパール
大粒から小粒までデコボコバロックパール、比較的クラシカルなトレンド。
ロウストーン
きれいな加工をされていない、どちらかというと原石風のままの天然石のアクセサリー。バロックパールと同様にラフな形が好まれた。
チャンキーチェーン
太いもしくはスペーサーが大きめのチェーンをシンプルな白Tシャツに合わせた。
クリスタルビジューピアス
ギラギラとした大ぶりピアス、少し前のステイトメントピアスとは細かなキラキラ感。
文字ピアス
アルファベット3〜5文字程度の英単語をビジューで表したピアス、左右でスペリングを分割されるとなんて書いてあるか分からなかった。
2018年
アンティーク調でレトロな雰囲気のあるデザインが豊作の年。
カメオ
格調高いカメオをカジュアルな絵にし、ストリートスタイルに合わせたラフなブーム。伝統的なデザインでの遊び心が光る。
ヴィンテージ
ネックレスやピアスでヴィクトリアンスタイルとでもいうような英国貴族の文化を受け継ぐような懐古主義のデザインをモダンな服に合わせゴージャスなインパクト大。
ブローチ
ブローチとあまり縁の無かった若年層でのブーム。ミニマルなスタイルのドレスに1つあるだけで華ぐ。
ドロップチェーン
華奢なチェーンの先にシンプルな装飾の空いたピアス。顔がほっそり見えた。
大ぶりスクエアフープ
サイズにしても形にしても主張が激しいスクエアフープはこのころ大人気。
2017年
伝統的なジュエリーから離れ、エッジが効いたデザインが豊富な年。
チョーカー
黒い太めコードのチョーカーが大流行。日本では10代での着用者が多かった。
重ね付けリング
1本指に2つ重ねて着けたり、3本の指をまたいで1つの指輪だったりと指もとがユニークになるものが人気だった。
重ね付けネックレス
細いチェーンのネックレスを重ね着け、2016年との違いは同時期にはやったチョーカーとも重ね着け。
タッセル
かばんからインテリアまで何でもかんでもついていたタッセル、この年でブームは下火になったかもしれない。
アームカフ
かなり太めのバングルとでもいうようなデザインの腕飾り。ゴールドとシルバーのメタル素材から、レザーまで。
フープピアス
ゴールドカラーのフープピアスが流行、ダイヤモンドやパールのついたものお買い求めになりましたか?
非対称デザインピアス
左右でデザインが異なるピアスの流行り、この頃ピーク。
天然石
比較的低価格のアクセサリーを展開するブランドが天然石中心にしたいと言っていたけど、結局はそうならなかったような。2017年には力強いブームの兆しがあったということと推測。
2016年
一番の流行はスマートウォッチだった。2016年のアクセサリーブームにスマートウォッチを入れるなら、2018年のアクセサリートレンドにワイヤレスイヤホンを入れたくなってきた。
ステイトメントネックレス・イヤリング
2010年ころに流行ったステイトメントと言われる大ぶりのアクセサリーが再び流行。日本語でいうところのビジューネックレスやビジューピアスに当たる。
重ね着けリング
指輪を重ねるブームはこの頃にはすでにあった。メタルカラーを気にせず、ゴールドもシルバーも一緒に着ける。
重ね着けネックレス
細身のネックレスを重ね着け。2020年との付け方の違いといえば、2016年ころはチェーンの長さがバラバラで、プリンセス・サイズ、マチネー・サイズ、オペラ・サイズと間隔よく着用するのが難しかった。2020年ころになると、むしろプリンセス・サイズで首元をジャラジャラ飾るのが流行った。
チャンキーバングル、アームカフ
大ぶりビジューの流行とともに、太めのブレスレットもブーム。ゴツいアクセサリーを着けると細く見えるのどんどん肯定したい。
スマートウォッチ
猫も杓子もスマートウォッチ、2016年ころの一番のブーム。時計は時計、時間を見るのに便利。日本の大御所女優までも最新機器をアクセサリーとして着けているのが印象的だった。ちなみにアップルウォッチだった。
2015年
チョーカー
90年代の流行りがカムバック、一部のファッション愛好家の間で人気になる。2017年ころになると日本の10代に浸透、2年で人気のピークアウト。
ボヘミアン
ボヘミアンやヒッピー風のアクセサリーが豊作。幾何学模様を取り入れたジオメトリックアクセサリーが流行。
コメント